処遇に関する基本方針
ゲストを取り巻く環境や問題を理解して、一人一人のニーズに応えるとともに、
ゲストそれぞれの人格を尊重し、また個人情報の保護に努めたサービスを提供することを
処遇の原点とします。
そのために職員は、問題意識を持ち、日々職務能力の向上のために努力するとともに、
ゲストやゲストの家族との人間関係を深めて、生活の場としてご満足の頂けるサービスの提供を
実現してゆくものとします。
取り組みについて
人権やプライバシーを尊重した介護を実践
ひだまり館は、個室28室・多床室16室(4人部屋1室・2人部屋1室)定員90人の従来型特別養護老人ホームです。
多床室はカーテンや家具を使いスペースを確保するのではなく、間仕切り壁を設け個室のような空間に仕立てており、個別にドアもありますので、安心してお過ごしいただけます。
地域社会との連携を実践
毎年、地域の小学校や中学校、高等支援学校との交流を行っています。「敬老会」での小学生の合唱や中学生の「職場体験」、高等支援学校の生徒さんの「介護施設体験授業」などがあります。
持ち上げない介護の実践
ゲストを車椅子やベッドに移乗する時に、専用器具を使い「抱え上げない」ことで、ゲストは安心して介護を受けられ、職員は腰への負担が軽減されます。
認知症研修修了者による認知症介護の実践
ひだまり館では、2009年より職員の「認知症介護実践者研修」の受講をすすめ、認知症介護に注力しております。
専門研修を修了した者を中心に「認知症専門委員会」を立ち上げ、一つ一つの認知症事例について理解を深め、ケアに活かせるように、取り組んでおります。